2007年02月09日

8.この高成長はいつまで続くのか

●考えられる5つのリスク要因



インド経済の高度成長ぶりはいつまで続くのでしょうか。

ゴールドマン・サックス証券のレポートによると
、今後2050年にかけて、年5%成長を維持できる国は、
BRICs諸国の中でインドだけと報告しています。

ただ、高成長を阻害するリスクを抱えているのも、事実です。

第1に赤字財政の問題です。
これに関しては、インド政府の対応に期待するしかないでしょう。

第2に地政学的リスクの問題です。
パキスタンとの領土争いのリスクです。

第3に天候リスクです。
インドはGDPに占める農業の比率が高水準です。

昨今の異常気象によって、天候不順による農作物の不作によって、
経済の停滞を余儀なくされます。

教育の問題もあります。
2000年の時点で、15歳以上の人口のうち教育を受けた
ことのない者の比率は44%にも達しています。

ちなみに中国が18%、ロシア1%、ブラジル16%でした。

インドは、非常に高い教育水準の人たちがいる一方、
教育を受けていない人が、多く存在している国でもあるのです。
経済が発展していくには、
中産階級が拡大していかなければなりません。
そのためには、教育問題はなんとしてでも
解決しなければなりません。

最後に政治的リスクも有ります。
外資の導入に反発している勢力の伸張です。

●それでも成長センターとしての魅力は十分

こうした、マイナス要因があると考慮に入れても、
インド経済は今後、高い経済成長を遂げていくものと思われます。

豊富な労働力を持ったインドは将来的に
巨大なマーケットに育つ可能性につながるだけに、
外資系企業にとってはどうしても押さえておきたい
マーケットということになるでしょう。

マイナス要因も有りますが、
将来を期待させるプラス要因もたくさんあります。
そこに期待して、運用資産の一部を
インドに投じる価値は十分あります。


この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/13008441

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。