2006年02月02日

製薬業界

インドの製薬業界では、欧米の医薬品会社が開
発したものを、特許が切れた後にインドで下請け生産することが可能で安価なジェネリック薬品を生産していたこともあり
そこが、強みです。

ランバクシー、ドクター・レディー、シプラ、
などの有力企業があります。

インドで製薬業界が発展した背景には、インドの特許法が、
作り方を多少変えてしまえば真似できる製法特許だったからです。

その結果、ジェネリック薬品を中心に急成長しました。ITと同様、英語を話せる優秀な人材を低コストで雇えることも、その一因です。


しかし、製法特許は作り方の特許だから、
作り方を多少変えてしまえば真似できます。

それは製品開発に莫大な資金と長い年月を費やす日本の医薬品会社など世界の製薬会社の努力を、
踏みにじることにもつながりかねません。
技術漏洩の懸念から、次第にインド企業に下請け生産を任せることを躊躇する製薬会社も出てきました。

インド政府は、インドの医薬品業界に対して、一段新しいステップを上がり、自らの手で研究開発するように呼びかけています。

そこで、製薬業界は、
欧米と同じ製品特許を導入していくことになりました。

今後は、製品開発への取り組み姿勢によって、勝ち組企
業と負け組企業に分類される可能性があります。

たとえば、以前なら、ランバクシーとドクター・レディーは、
欧米の大手製薬メーカーからの受注を安定的に確保できました。
特許をうまく活用してきたドクター・レディーは、今後の研究開
発への取り組みに期待したいところで、ランバクシー積極的に研究開発に取り組んできましたので、
更にチャンスがあるといえましょう。


インドの製薬業界は今後ますますおもしろくなる半面、競合も多く、ちゃんと銘柄研究をしないと買いにくいと言えるかもしれません。

その反面、
インドの製薬業界は、競争力をつけて一層の発展を実現していく
可能性があります。
小さくても、
おもしろい技術を持った会社が表舞台に登場する可能性もあります。

今後のバイオ産業の行方にも目が離せませんね。


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